気候変動時代に考える、住む場所の選び方

住宅バイブル Vol.10
気候が“読めない時代”がやってきた
かつては「南向きで日当たり良好」や「通勤に便利な駅近」などが住まい選びの王道でした。
しかし今や、“想定外の大雨”や“記録的猛暑”が当たり前のように発生する時代です。
水害・土砂災害リスクの見直しを
国土交通省や自治体のハザードマップを確認し、過去に浸水被害があった地域か、地盤が弱い場所かを必ずチェックしましょう。
「便利な立地」よりも、「安心して避難できる立地」の重要性が高まっています。
猛暑と断熱性能の関係
熱中症による死亡事故の多くは自宅内で発生しています。
古い木造住宅や断熱性の低い家では、室内温度が40℃を超えることも。
断熱性・遮熱性に優れた住宅であることが、今後ますます重要になります。
「災害に強い地域」はどこか?
海抜が高い・洪水履歴が少ない・避難所が近いなど、立地そのものの安全性を見直しましょう。
また、高台でも土砂災害のリスクがある場合もあり、地形の特性を事前に調べることが必要です。
まとめ
「駅に近い」「南向き」といった従来の条件だけでは、安全に暮らせる時代ではなくなりました。
気候変動に対応できる立地・性能・備えが今後の住まい選びのカギになります。